資本主義が岐路に立っている。リーマンショックから既に4年余り。世界経済は今もその傷が癒えない。人間が持つ、自由と所有への欲求をテコに、経済の成長と社会の発展につなげる――。資本主義が本来有するはずの「幸福の希求」という意義は失われたかのように見える。18世紀後半からの産業革命以降、急速に発展したこの仕組みに未来はあるのか。世界が模索する「幸せな資本主義」の最前線に迫る。=文中敬称略

(ニューヨーク支局 細田 孝宏、北京支局 坂田 亮太郎、ロンドン支局 大竹 剛、香港支局 池田 信太朗、蛯谷 敏)
(デザイン:横野 保)

CONTENTS

変わるマネーの流れ
世界70億人が貸し手

グローバル企業の行方
公益性こそ成長の糧

社員が所有する会社
さよなら、社外株主

中国は資本主義の未来か
「見える手」の幻想

仕事は組織を超える
「会社員」の終焉

日経ビジネス2013年1月7日号 22~23ページより目次