資本主義が岐路に立っている。リーマンショックから既に4年余り。世界経済は今もその傷が癒えない。人間が持つ、自由と所有への欲求をテコに、経済の成長と社会の発展につなげる――。資本主義が本来有するはずの「幸福の希求」という意義は失われたかのように見える。18世紀後半からの産業革命以降、急速に発展したこの仕組みに未来はあるのか。世界が模索する「幸せな資本主義」の最前線に迫る。=文中敬称略
幸せな資本主義

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