日本の富裕層の中核は、大企業の社長や芸能人、政治家などではない。その中心にいるのは、戦後勃興した中小企業経営者と開業医、地主だ。一般的なイメージとは乖離する、今どきの富裕層の実像を明らかにする。


 社屋は今にも崩れそうな木造2階建て。築30年は経過しており、東京・環状8号線沿いにあるため外壁は排ガスで煤(すす)けてみすぼらしい。1階は社長夫婦が住み込みで暮らし、2階が小さな作業場になっている。 (続きはこちら



 「年収は約9000万円で、資産は数億円程度」。こう話すのは、東京都内で4つの病院を経営する整形外科医のE氏だ。 (続きはこちら



 東京都板橋区弥生町。川越街道から路地を入った一角に都心とは思えぬ鬱蒼とした森がある。2009年5月25日深夜、この森の奥で火災が発生し、住宅と倉庫約177平方メートルが全半焼した。 (続きはこちら



 以上、データと当事者の声を基に、日本の富裕層の実像を探ってきた。下の円グラフを見れば分かるように、この国の資産家の50.2%、2人に1人は、ここまで紹介した企業経営者、医師、地主の3大職業によって占められている。 (続きはこちら

日経ビジネス2012年12月10日号 28~35ページより

この記事はシリーズ「特集 富裕層の正体」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。