国交正常化から40年、日中関係はかつてないほどに悪化している。ナショナリズムに端を発した「愛国不買」は底なしの様相。新指導部も厳しい対日戦略を取る見通しで、“反日”は終わりそうもない。しかも、尖閣諸島を巡る摩擦は日本の「今」だけでなく「未来」にも影を落とす。近年、日本を取り巻く海には豊富な資源が眠ることが明らかになった。「資源小国」を覆す潜在力も、国境が画定しなければ幻にすぎない。中国ビジネスと領土紛争はどこにいくのか──。
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経営者が見た中国 ファミリーマート社長 に聞く
出店余地、まだ大きい