2012年10月15日号
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特集 世界に誇るニッポンの商品100
「日本発」が難問を解決する
いつの時代も世界は難問であふれている。人の命を奪う疾病や紛争、犯罪、そして今後、地球規模で大きな問題になると見られる食糧問題――。こうした難問を解決する糸口は、何も国家レベルの巨大なプロジェクトだけにあるのではない。
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特集 世界に誇るニッポンの商品100
シェアトップつかむ秘密
「日本製品の存在感が低下している」。いつの頃からか、そんな話が当たり前になってしまった。確かに、かつて日本製の独壇場だったテレビのように、新興勢力に市場の主導権を握られてしまった例はある。だが、日本には今も世界の市場で大きなシェアを握り、圧倒的な存在感を示している商品が数多くある。
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特集 世界に誇るニッポンの商品100
日常に入り込む「ニッポン」
国家間の緊張が、企業に試練を与えている。尖閣諸島の国有化に端を発した日中関係の悪化で、巨大市場・中国の多くの消費者が「日本製」を避けている。互いに譲歩が難しい「領土」を巡る問題だけに、解決は簡単ではない。
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特集 世界に誇るニッポンの商品100
安全・快適・愉快を売り込め
我々はこれから何で食べていけばいいのか――。日本の産業界は今、大きな転換点にいる。右肩上がりの成長は既に終わり、国内市場は縮小が始まっている。高品質・高効率で世界を席巻した耐久消費財は新興国にその座を奪われつつある。