1995年9月、御手洗冨士夫はキヤノンの社長に就任した。前任の社長が急逝したのに伴う予想外の人事だ。当時のキヤノンは収益の伸びが鈍化し、借入金も多かった。ここからの4カ月を転機として、御手洗はキヤノンを国内屈指の高収益企業へと変えていく。