東京・銀座4丁目交差点の一等地に秋田県の巨大ポスターが張り出されている

 日本で最も地価が高い場所、東京・銀座4丁目の交差点に風変わりな巨大広告が張り出されている。写真家・木村伊兵衛氏の代表作、「秋田おばこ」に「あきたびじょん」というコピーが載った巨大ポスターだ。よく見れば小さな「ょ」がついており、「秋田美人」と「秋田ビジョン」がかけてある。秋田県が作製した観光ポスターの1枚である。

 ポスターがあるサッポロ銀座ビルは、その場所柄ゆえに普段は有名ブランドや大手企業の広告が大半。秋田県は行政機関として初めて広告を出した。今回のポスターは9月10日から30日まで掲載、29日には100人の秋田美人が有楽町から銀座まで練り歩く。

 プロモーションを仕掛けたのは高知県在住のグラフィックデザイナー、梅原真氏だ。秋田県が考える「豊かさ」を発信するため、「秋田おばこ」のほかに「温泉」「伝承」「水」「農」など10種類のポスターを作製、銀座の一等地での広告に踏み切った。

(篠原 匡)

日経ビジネス2012年9月24日号 22ページより目次

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