あと10年程度で中国を抜き、世界最大の人口となるインド。成長鈍化や停電、暴動など暗いニュースばかり伝わってくるものの、爆発的に増える中間層によって世界最大の市場へと浮上するのは時間の問題だ。これを商機と見たイケアやスターバックスなどの海外勢も流れ込み始めた。一方、日本企業の腰は重い。中国や東南アジア市場へ乗り出したのとは様相が異なる。巨大で多様、未熟で複雑な市場にどう飛び込み、突破口を見つけるか。最前線で踏ん張る日本企業の戦略、そしてインドの中間層の生活実態に迫った。

(香港支局 熊野 信一郎、取材協力:インフォブリッジグループ)
(写真:AP/アフロ)
出所:国連経済社会局人口部

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取り残される日本企業
中間層大国の夜明け

中間層のお宅拝見
「慎重」「口コミ」が特徴

奮闘する日本企業
一点突破で険路を拓く

印僑ルートという懸け橋
中東・アフリカの工場

日経ビジネス2012年9月17日号 28~29ページより目次