米経済の早期回復を予期した者は多いが、現実は逆で、今年後半から来年に失速する。「財政の崖」による影響に加え、与野党の対立、新興国の成長鈍化など要因は山積みだ。量的緩和ももはや効果は期待できず、抵抗力の落ちた世界経済への影響は深刻だ。

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日経ビジネス2012年7月30日号 92~93ページより目次

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