私は2001年から2年間、外務省でアジア地域との関係を担当する局長であった。それから10年経って、劇的に変化したのはインド及びミャンマーとの関係である。インドもミャンマーも親日的感情を持った国であり、当時から何とか関係を発展させたいという思いは強かった。近年の両国との関係の飛躍的な発展は、両国を取り巻く戦略的環境の変化がもたらした側面が強い。

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日経ビジネス2012年7月2日号 122ページより目次