1989年。インド南部、マドラスの荒野に降り立った麻生英範(52歳)は厳しい現実に直面する。工場の建設予定地には電気も水道も通っていない。娯楽は共同生活する同僚との花札か、日本土産のウイスキーを飲むことぐらい。「生きていくのもつらかった」。
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