「少子高齢化の加速」「購買意欲の停滞」「価格競争の激化」──。企業の決算資料を読んでいくと、こんな表現にたびたびぶつかる。もう内需で稼ぐ術はないのだろうか。答えは否だ。前期決算で最高益を叩き出した好調企業は、国内売上高比率が90%以上の“内弁慶企業”が7割近くを占めた。海外に打って出て、高い成長機会を求めることももちろん重要だ。だが、日本でできることはまだまだある。国内市場で企業はもっと強くなる。
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編集長インタビュー
上西 京一郎 氏(オリエンタルランド社長兼COO)
人口減でも縮まない