ユーロは、1930年代の金本位制のように捨てられる運命にあるとの見方がある。しかし当時と現在とでは、金融、社会、政治の状況が異なる。それでも、緊縮策を見直し、協調して適切な対応を取らなければユーロの存続は危うい。

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日経ビジネス2012年6月4日号 106~107ページより目次

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