日本勢が天災と円高に苦しめられる中で、独フォルクスワーゲン、韓国・現代自動車が効率経営で躍進している。米ゼネラル・モーターズも再建を果たし、世界首位を奪還。新興国の台頭で市場は多極化の一途をたどり、環境規制の厳格化にも対応を迫られる。経営環境は複雑さを増し、競争のルールが変わりつつある今、日本経済を支える日系自動車メーカーの競争力を徹底検証した。
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編集長インタビュー
クルマは汎用品にならない
カルロス・ゴーン氏[日産自動車社長兼CEO、仏ルノー会長兼CEO]