今年4月、高性能鋼板の製造技術を不正取得したとして、新日本製鉄が韓国鉄鋼大手ポスコなどを提訴、産業界に衝撃が走った。日本企業の現役技術者やOBが韓国・中国企業に再就職し、日本の技術が流出しているとの指摘はかねてあったが、今回の変電所などで使う「方向性電磁鋼板」は、新日鉄が数十年かけて技術を確立したもの。競争力の源泉そのものと言える。