今年4月、高性能鋼板の製造技術を不正取得したとして、新日本製鉄が韓国鉄鋼大手ポスコなどを提訴、産業界に衝撃が走った。日本企業の現役技術者やOBが韓国・中国企業に再就職し、日本の技術が流出しているとの指摘はかねてあったが、今回の変電所などで使う「方向性電磁鋼板」は、新日鉄が数十年かけて技術を確立したもの。競争力の源泉そのものと言える。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り3415文字 / 全文文字
-
【春割】日経電子版セット2カ月無料!
今すぐ会員登録(有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題
日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「特集 人件費破裂前夜」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?