人件費、研究開発費、情報システム費。私はこの3つを「先送りの3投資」と呼んでいます。業績が低迷すると、経営者はこの3つの投資を抑えて費用を減らし、利益を捻出しようとする傾向があるようです。赤字続きの会社が一時避難的に出費の蛇口を閉めるのはやむを得ません。しかし、長く抑制すると、禍根を残します。人員構成にひずみが生じたり、画期的な新技術や新商品が出なくなったり、システムに不具合が起きたりと、身に覚えのある会社は少なくないでしょう。