十分な事前の説明を行わずに電力料金の値上げ方針を発表してひんしゅくを買った東京電力。今度はその値上げの根拠となる燃料調達コストを実態に合わない為替レート水準で計算していたのではないかという疑惑が浮上しています。これほど世間でバッシングを浴びている中、なぜ、こんな行動に出てしまうのか。もはや理解できません。電力会社の常識は世間の非常識のようです。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り637文字 / 全文文字

【春割/2カ月無料】お申し込みで

人気コラム、特集記事…すべて読み放題

ウェビナー・音声コンテンツを視聴可能

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2012年4月9日号 1ページより目次

この記事はシリーズ「編集長の視点」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。