現在の原油価格上昇の要因は、需給逼迫ではなく、中東情勢に対する不安プレミアムだ。米大統領選を控え、現時点でのイラン攻撃の可能性は低いが、危険性は高まっている。中東全域に不安要因は多く、原油価格が高騰すれば世界的景気後退もあり得る。

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日経ビジネス2012年3月26日号 146~147ページより目次

この記事はシリーズ「世界鳥瞰(2012年3月26日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。