旬の話題を識者にインタビューします。雑誌『日経ビジネス』で2012年~2013年に連載されました。
シリーズ
識者に聞く

完結
24回
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キーマンが描く近未来の姿
日経ビジネスがこのほど開催した新年の潮流を見通す「徹底予測フォーラム2014」──。後編では、東京五輪の影響などに関して専門家が語った予測のハイライトを紹介する。自動車部品産業や「スマホ経済圏」の将来については、キーマン…
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経営者らが読む新年の潮流
アベノミクスで浮揚した2013年を受け、新年の経済や産業はどう推移していくのか──。日経ビジネスはこのほど2014年の動向を見通す「徹底予測フォーラム2014」を開催した。登壇した経営者や政治家、専門家が語った“予測”の…
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経営の巨人が喝破した本質
ピーター・ドラッカー氏のマーケティングに関する言説を一番弟子が収集。1冊の書籍にまとめて出版した。その著者であるウィリアム・コーエン氏にジャーナリストの瀧口範子氏がインタビューし、巨人の卓見を聞いた。
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トップこそ自己否定せよ
企業の経営幹部の行動変革を促す「エグゼクティブコーチング」──。その世界的な第一人者であるマーシャル・ゴールドスミス氏が来日。野中郁次郎・一橋大学名誉教授とリーダーシップの本質について語った。
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ハーバードの新たな挑戦
世界でも突出したビジネススクールであり続ける米ハーバード大学経営大学院。その地位に安住せず、「ケースメソッド」に次ぐ新たな教授法「フィールドメソッド」を導入。たゆまぬ変革を通じ、世界のどこでも活躍できるビジネスリーダーの…
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ビジネススクール出身の経営者が語った“真価”
MBA取得のために渡米したのは29歳の時です。30歳までに実家の葬儀屋を継ぐ約束を父としていました。大学卒業後は外資系金融機関で働いていましたが、経営の知識はあまり学べませんでした。友人の留学をきっかけにMBAに興味を…
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ハーバードは正統より異端
ビジネススクールと言えば、企業の実例を教授と学生が議論するケースメソッド。教えている内容について、そんな光景だけを思い浮かべる人も多いだろう。だが、それは実態とは異なる。本場で活躍する経営学者が見た真実の姿とは。
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「低価格戦略」は間違い
ドイツ語圏で故ピーター・ドラッカー氏に次ぐ経営思想家が、日本の弱点をズバリ指摘。製造業が強く、日本との類似点も多いドイツは過去6年、なぜ競争力を高められたのか。ドイツ企業のあり方を解説しながら、日本が学ぶべきポイントや弱…
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「とりあえず」を禁句にせよ
日本企業にとっての経営課題について論客が意見を戦わせる対談シリーズの3回目。慶応義塾・早稲田両大学のビジネススクール看板教授による対論の後半を紹介する。グローバル化が進む中、日本企業が海外で勝ち抜くために必要な経営のあり…
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現場力を組織に生かせるか
日本企業が直面する経営課題について論客たちが語り合う対談シリーズの2回目。今回は私学の両雄、慶応義塾大学と早稲田大学のビジネススクール看板教授が登場。立ち位置の異なる2人が日本企業の組織的な問題について白熱した議論を交わ…
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「動機」がつなぐ「ほぼ日」のビジネスモデル
東京糸井重里事務所は社員数およそ50人、売上高28億円の企業だ。2012年度版で46万部を売り上げた「ほぼ日手帳」など、今でこそ個性的なヒット商品の数々でも知られる同社だが、ビジネスの屋台骨はウェブサイト「ほぼ日刊イト…
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経営の“原点”を再考せよ
日本企業が直面する経営課題について論客が語り合う対談を4回にわたって掲載する。初回は、コピーライターで起業家の糸井重里氏と戦略論の大家、マイケル・ポーター氏。ポーター賞を受賞した東京糸井重里事務所の事業モデルから、経営の…
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今こそ産業構造の変革を
日経ビジネスがこのほど開催した2013年を見通す「徹底予測フォーラム2013」──。リポートの後編では、自動車など産業ごとの動向を専門家らが分析した模様をお伝えする。大手の業績不振で揺れる電機産業のセッションには経営者O…
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経営者らが新年を大胆予測
波乱が続いた2012年を受けて、世界経済や日本の産業はどうなっていくのか──。日経ビジネスはこのほど2013年を見通す「徹底予測フォーラム2013」を開催した。登壇した企業経営者や専門家が語った“予測”のハイライトを2回…
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「統合報告」の動向に注視を
企業情報の開示で新たな方法を作り、国際標準にしようとする動きが海外で進んでいる。「統合報告」と呼ばれるその開示法はいかなるものなのか。将来起こり得る影響は――。情報開示を巡る海外の情勢に詳しい企業会計の専門家に解説しても…
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国際人材に“標準”はない
企業の元トップと新進気鋭の学者が前回に続き、グローバル人材を論じる。国際的に活躍する人材に「国際標準」があるという考えは誤りだと指摘。世界に必要とされる日本人のあり方を示し、育成や活用の具体策を提言する。
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「ガラパゴス」脱却の起点に
グローバル化に伴って海外で活躍する「グローバル人材」の重要性が指摘されて久しい。その定義や求められる資質を、企業の元トップと新進気鋭の学者が2回にわたり論じ合う。まずは、グローバル人材が必要とされる背景にある「日本のガラ…
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革新の原動力は「模倣」
業績不振企業が続出し、戦略の巧拙が問われている。だが、その議論には誤解も多い。典型がイノベーションに対する見方だ。米アップルのような独創性が必要と強調される。本当にそうなのか。前回に続いて、経営論壇の新鋭が“常識”を覆す…
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神髄は「ストーリー」にあり
大手電機メーカーが巨額赤字を計上するなど、多くの日本企業が苦境に陥っている。それに伴って企業の戦略の巧拙が問われているが、その議論には誤解も少なくない。真の戦略とはどのようなものか。2回にわたり新進気鋭の論客の持説を紹介…
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信頼を取り戻す4つの視点
巨額損失隠しで揺れるオリンパス。原発事故で強い批判を受け続ける東京電力。事故や不祥事が起きた後の対応の不手際から、傷口を広げる組織は枚挙に暇がない。信用が地に落ちる危機を乗り切るポイントを、「評判管理」研究の第一人者に聞…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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