国内販売は2011年にようやく底入れした。今年は下がると見ているが、当面は44万~45万台程度で推移するだろう。市場が縮小したのは様々な理由がある。大きな要因は価格だ。今のバイクは高すぎる。環境規制への対応で様々な技術開発が必要で、コストが高くなってしまった。携帯電話やデジタル機器など若者の趣味嗜好が多様化したことも原因だろう。何かブレークスルーが必要だ。

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日経ビジネス2012年3月19日号 53ページより特集目次号全体の目次

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