日本はサプライチェーンマネジメントもガラパゴス化していたのではないか――。今号の特集班の報告を聞いて、そんな感想を持ちました。多品種少量生産、ジャスト・イン・タイム物流、在庫管理システムなど、日本企業は世界と比べて緻密な仕組みを築いていた方だと思います。ところが、緻密すぎて、自然災害が発生した時に、迅速に代替が利きませんでした。東日本大震災でもタイ洪水でも、とりわけ海外の調達先の確保に苦しみました。