東日本大震災にタイの大洪水。
2011年に発生した2つの大災害を機に、多くの日本企業がサプライチェーンの再構築を迫られている。
チェーンの可視化、分散化を効率よく進め、既存の調達・供給網を全面的に見直さない限り、今後も有事のたびに同じ轍を踏みかねない。
どんな事態でも寸断されない次世代型サプライチェーンの構築は、優位性を失いつつある日本企業の経営を劇的に進化させる可能性も秘めている。

(阿部 貴浩、戸川 尚樹、吉野 次郎、北爪 匡)

Contents

タイ洪水 復興現場を歩く
揺らぐ「日本の裏庭」

タイ代替地を探しても無駄
有事は10カ月に1度

調達網再生への道
行く手を阻む3つの壁

世界から10年遅れる日本企業
気づけば調達二流国

日経ビジネス2012年3月5日号 26~27ページより目次