私は企業経営を「5人に対する使命と責任を果たすための活動」と定義している。5人とは、社員とその家族、外注先・下請け企業の社員、顧客、地域社会の住民、株主を指す。この原理原則を守っていれば、売り上げや利益はその結果として生まれてくるものだ。シリーズで3作出版した『日本でいちばん大切にしたい会社』で取り上げた企業を訪問した時にも、数字には表れない“空気”を見るようにしていた。社員食堂やトイレなどを見れば、社員を幸せにしようとしているかどうかが分かるものだ。