一番力を入れたのは、従業員にこの会社は潰れた、と理解させることでした」。昨年5月16日号の編集長インタビューで日本航空(JAL)の稲盛和夫・名誉会長がしみじみと述懐した言葉です。「本当は職を失って路頭に迷わなければならないはずなのに、誰も潰れたという意識がない。倒産したという意識を全員に持たせ、深く反省してもらう必要がありました」。