このままでは消費税は10%どころか、30%に上がるかもしれない。
そもそも社会保障と税の一体改革の目標達成には、さらなる財源が必要。
加えて財政再建までも両立させるならなおさらだ。
一方で大幅な消費増税は景気を悪化させ、産業界に企業再編など大きな衝撃を引き起こす。
超高齢化時代と1000兆円の債務危機を乗り切るためには、大胆な改革が不可欠だ。
社会保障を逆に絞って歳出を抑制し、第2の税制改革で日本を作り直す。
その覚悟が問われる。
CONTENTS
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流通編
「5%手法」通用せず、スーパー、増税再編へ -
製造業編
増税で再び反動減も、自前主義の脱却急務 -
竹中 宣雄(ミサワホーム社長)に聞く
増税は不安だが、チャンスもある -
中小企業編
益税メリット薄ければ、淘汰加速避けられず