2012年4月2日号
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特集 平成生まれの衝撃
「内向き」って誰のこと?
ある者は世界を舞台に活躍し、ある者は起業へとひた走る。その使命感と行動力は、従来のレールや常識の枠を一気に飛び越える。「失われた20年」に育った平成世代が、日本の閉塞感を打ち破る。=文中敬称略
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特集 平成生まれの衝撃
使命感と突破力、目指すは世界
3月中旬、中東のヨルダンから東京に一時帰国していた税所篤快(さいしょあつよし)は、すぐにまた成田から飛び立った。目的地はアフリカ中部のルワンダだ。
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特集 平成生まれの衝撃
会社は作るもの、カネより社会変革
皆は彼を「もっち」と呼ぶ。本名の鶴田浩之より、2003年から使っているこのネット上でのハンドルネームの方が有名だ。21歳にして7年以上もビジネスの経験がある彼は、同世代の起業家の中で才能を最も高く評価されている人物の1人である。
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特集 平成生まれの衝撃
起業、社会貢献...、各界で活躍する平成生まれ30人
「Synclogue(シンクローグ)」はPCアプリケーションの同期化ソフト。PCを買い替えたり複数のPCを使い分けたりする際、いちいちアプリを再インストールしなくても自動的に同じ環境を再現してくれる。秋に予定されているマイクロソフトの「Windows8」の投入に合わせて正式リリースする予定。
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特集 平成生まれの衝撃
好況知らずで二極化
ゆとり教育を受けてきた平成世代とは、どのような人物なのか。不況やネットの普及など、彼ら彼女らが影響を受けたものから、その特徴を探る。社会との境界意識が低い半面、あきらめやすいという傾向が浮かび上がった。
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特集 平成生まれの衝撃
成長意欲を覚醒させよ
もはや大企業志向一辺倒ではなくなった平成世代。彼ら彼女らの能力やスキルを企業はどう使いこなせばいいのか。おとなしい印象も強いゆとり世代。その“覚醒法”を探る。
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特集 太陽電池の黄昏
太陽電池の黄昏
太陽電池市場が黄昏を迎えた。欧州市場の伸び悩みで太陽電池の価格が昨年、半値にまで急落した。次世代エネルギーの旗頭と目されてきたが、市場は世界で総崩れの様相だ。価格競争を仕掛けた中国勢は規模の追求で生き残りをうかがう。このままでは日本勢は危うい。陽はまた昇るだろうか。
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特集 太陽電池の黄昏
繰り返す凋落の歴史
日本勢が当初、世界市場を席巻しながら、普及期には新興国に追い抜かれる。太陽電池に限らず、DRAMや液晶テレビで繰り返された歴史だ。追い抜かれるスピードは加速している。なぜこんなことになったのか。
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特集 太陽電池の黄昏
技術よりも経営の革新を
日本メーカーが研究開発した技術が、新興国に伝搬するスピードが加速している。技術がマイコンの組み込みソフトや、製造装置の中に蓄積され、新興国に流通するようになったからだ。マイコンを自社のデジタル機器に内蔵したり、工場に外国製の製造装置を設置したりすることで、新興国のメーカーは技術開発に時間をかけることなく、短期間にキャッチアップすることが可能となった。
オピニオン
時事深層
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影響度、最大はエーザイ