今年7月27日~8月12日まで、英ロンドンで夏季五輪が開催される。モスクワ、ニューヨーク、マドリード、パリを打ち負かして開催地の座を勝ち取ったのは2005年。当時は金融危機の到来など露知らず、好景気に沸いていた。だが、今は金融危機の後遺症が癒えないうえ、ユーロ危機による財政支出の削減が景気の足を引っ張っている。不況下のロンドンは、スポーツの祭典を通じて華やかな先進都市としてのイメージを世界に発信することができるのか。

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日経ビジネス2012年2月20日号 134ページより目次

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