1月18日の午前10時、香港・九龍半島の繁華街、尖沙咀(チムサアチョイ)。アフタヌーンティーで有名なペニンシュラホテルや飲食店、両替商などが並ぶ大通りの一角にあるHSBCの支店窓口に、小野正氏(仮名、39歳)が立っていた。日本から手荷物扱いで運び込んだ日本円を入金するためだ。