10年間で賃金が4倍に跳ね上がった中国は市場としての魅力を一段と増す。かつては日本を含め外国ブランドをありがたがる「舶来品志向」が強かったが、自国経済の発展と中国企業のレベルアップで消費者のブランド意識は大きく変わりつつある。もとより、中国市場は世界の主要企業が顔を揃える“ワールドカップ”だ。アウェーで戦う日本ブランドの力を米欧韓中のライバルと相対比較した。

調査概要
中国人のブランドに対する考え方や意識変化を分析するため、日経BPコンサルティングは2011年10月に北京と上海に住む一般消費者を対象にインターネットで調査を行った。事前調査で選抜された500の企業ブランドについて、そのブランドに対する「親しみ」「便利さ」「卓越性」「革新性」を測る16の設問を設定。この4因子とブランド総合力を偏差値として算出した。アンケートは20~40代を対象に行い、年齢や性別の構成比が均等になるように割りつけた(総数は2万1000人)。詳細はこちらを参照。

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「日本ブランド」に陰り、米中がトップ3に

ブランド力の因子分析
強さの源をひもとく

岐路に立つ日本ブランド
迫る韓中に備えよ