航続距離の短さや充電設備の未整備から普及は先と見られていたEV(電気自動車)市場が立ち上がり始めている。動力源がガソリンから電気に変われば、クルマの構造は大幅にシンプルになり、自動車産業の垣根は消滅する。ここを商機と見据え動き始めた非自動車勢力と迎え撃つ自動車産業の動きを追うとともに、EVを起点に広がっていく新たな産業の形を展望した。

EV普及による産業構造への影響(デザイン:岡田 木華) 自動車の進化の流れ(写真左端:Getty Images、デザイン:岡田 木華)

CONTENTS

突破口は商用分野
EVが常識になる日

ベンチャー、電機、素材が虎視眈々
障壁消える自動車産業

新興勢迎撃に自信
自動車各社、焦りなし

世界に広がるEV革命
日本勢、覇権の条件

編集長インタビュー
エコカー戦線で独自色
伊東 孝紳 氏 [ホンダ社長]

日経ビジネス2012年1月30日号 26~27ページより目次