「これは、不毛な与野党対立を変え、政治が動くきっかけになるはずだ」。昨年の3月11日。東日本大震災の発生直後、民主、自民両党の複数の中堅議員はこう口を揃えた。  未曾有の危機に、与野党の垣根を超え、政治がオールジャパンで迅速に立ち向かう。被災地はもとより、多くの国民がそれを渇望したはずだ。

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日経ビジネス2012年1月9日号 65~69ページより

この記事はシリーズ「特集 脱「亡国の政治」計画」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。