2030年以降、地球環境はまさしく正念場を迎えることになる。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次評価報告書によれば、世界の温暖化ガスは今後20~30年も増え続ける。それによって今後20年では世界の平均気温は0.4度上昇する。環境保全を優先し、経済成長をある程度犠牲にした最良シナリオでも今世紀末には1.1~2.9度、化石燃料を多用し、高度な経済成長を実現するシナリオでは2.4~6.4度上昇する。