今年6月、横浜港を出航した自動車運搬船「アウリガリーダー」は、名古屋港などを経由してシンガポールへ向かった。アジア航路を出て南米、北米を経由し、現在は中東沖を航行している。その甲板で、太陽光を浴びてきたのが、太陽電池パネルだ。ディーゼル発電機で得た電力と、太陽から得た電力を巨大な蓄電装置にため込んで、船内電力や港湾作業で使う。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1135文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2011年10月10日号 29~30ページより特集目次号全体の目次

この記事はシリーズ「特集 ニッポンの稼げる技術100」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。