東日本大震災の衝撃に耐えられなかった東京タワー。先端部分が曲がった姿は記憶に新しい。一方の東京スカイツリー。完成後は634mと、東京タワーの2倍近い高さになる。世界一高い自立電波塔となるスカイツリーは、首都直下型地震にも、2000年に1度の暴風にも耐えられるよう設計されている。2012年5月の開業に向け、建設工事は大詰め。これまでの常識を超える高さを実現するために、設計や素材、施工など随所に日本の技術の粋が注ぎ込まれている。

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日経ビジネス2011年10月10日号 27~28ページより特集目次号全体の目次

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