2011年12月12日号
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特集 徹底解剖スマホ100
米韓勢がデッドヒート
初代iPhoneの発売以来、世界の携帯端末市場は激変の渦中にある。熾烈なシェア争いの中、韓国サムスン電子が米アップルを抜いて首位の座を奪取した。国内市場に「ガラケー」を供給し続けてきた日本勢も“内弁慶”から抜け出す時がきた。
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特集 徹底解剖スマホ100
特許紛争の火種あちこちに
スマートフォンの主導権争いは端末のシェアだけにとどまらない。IT(情報技術)各社が、スマホ関連技術の特許を巡って火花を散らしている。中でも注目を集めているのが、米アップルと韓国サムスン電子との間で繰り広げられている特許の訴訟合戦だ。
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特集 徹底解剖スマホ100
世界狙い群雄割拠
スマートフォンの普及は国内アプリ業界の商慣習を崩し始めた。既存ルールが変わる中、一攫千金の夢を抱いた人々が集い、まさに群雄割拠の状態だ。グローバルに開かれた市場では、市井の若者が一夜で世界的ヒットメーカーに変身する。
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特集 徹底解剖スマホ100
文書管理や情報収集に有効
スマートフォンはビジネスパーソンの日常生活に不可欠なツールになりつつある。だがiPhoneやAndroid端末向けのアプリが急増する昨今、何を選んだらいいのか迷ってしまう人も少なくないだろう。ここでは、仕事の生産性を高める、社内外の人脈を作る、週末やオフタイムを有意義に過ごす、といった3つの観点から「ビジネスパーソン必見」の最新アプリを紹介する。
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特集 徹底解剖スマホ100
人脈づくりこそ基本
誰かに連絡をする時に名前を思い出せず、とまどう経験が誰しもあるはず。連絡先一覧を見ても名前が分からないので、連絡のしようがない。
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特集 徹底解剖スマホ100
オフは明日への英気養う
「TableForTwo」は毎日の食事の写真を撮影してアップロードするだけで、画像からカロリーや栄養バランスを自動解析する無料アプリ。12月1日に公開されたばかりで、東京大学発ベンチャーのfoo.log(東京都文京区)などと共同で開発した。
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特集 徹底解剖スマホ100
成長と節約の武器に 活用最前線1
スマホ元年――。スマホを業務に導入する企業が急増している。狙いは、顧客の囲い込みと業務の効率化にある。成果を上げている事例も含め、約20社の取り組みを見てみよう。
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特集 徹底解剖スマホ100
成長と節約の武器に 活用最前線2
顧客サービスの強化にとどまらず、業務の生産性を高めるためのスマートフォン活用事例も急増している。鉄塔のような高所での修理作業、飲食店舗での注文・決済、中古車の査定、タクシーの配車、農作業、人材派遣業の営業など活用場面は多岐にわたる。
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特集 徹底解剖スマホ100
成長と節約の武器に 活用最前線3
「業務の生産性を高めるために、今すぐにでもスマホを従業員に配りたい。だが、焦りは禁物。ウイルス対策はもちろん、スマホから従業員がどこにメールを送信したのかなど操作ログまできっちり把握できる仕組みを作ってからにする」。資産運用・事業再生コンサルティングを手がけるリオ・ホールディングス(東京都千代田区)の中川智博社長はこう言い切る。
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特集 徹底解剖スマホ100
日の丸部品が優勢(1)
スマートフォン市場では日本の端末メーカーの存在感が薄い。だが、スマホ内部の部品では日本勢が強みを発揮している。実際にスマホを分解して判明した事実を紹介しよう。(蓬田宏樹=日経エレクトロニクス)
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特集 徹底解剖スマホ100
日の丸部品が優勢(2)
米IHSアイサプライの分析によれば、iPhone4とiPhone4Sの部品コストは、ほとんど変わらないという。大きな割合を占めるのは、スイッチなどの機構部品や液晶パネルとしている。