ここに並ぶのは、創刊以来、本誌の表紙を飾った企業の数々だ。いずれ劣らず、輝ける「時代の顔」と言っていい。だが、今なお強い者もあれば、既に滅んだ者もある。では「次の主役」は誰なのか――。 本特集ではこの先10年、企業が新たな時代を担う条件を探りたい。日本企業を待ち構える「これからの10年」は決して明るいものではない。人口減少で内需は縮小し、苛烈なグローバル競争にいよいよさらされる。その苦境を乗り越える力を持つ100社を選んだ。各社各様、それぞれが生き残るための戦略を磨いている。「次の主役」の原石がそこにある。

CONTENTS

グローバル競争に勝つ70社
選ばざる者は滅びる

大衆の生活に密着し低価格武器に儲ける
大衆攻略型

“ニッポン品質”武器にブランド力を高める
価値創出型

経営資源の集中投下で地域最強を目指す
地域制圧型

競合との価格「競争」から取引先との価値「協創」へ
要衝掌握型

種まき・撤退・集中投資で「一番強い自分」を維持
変幻自在型

ブランド、価格、中核技術…「強み」を「最強」にする徹底力
世界覇権型

技術至上主義から「価値組」へ
技術進化型

世界選抜チーム組み脱「日本人の会社」を
人材競争力型

「世界」への近道 時間と手間を買う
M&A突破型

躍進の中堅・ベンチャー30社
小さくても強い会社 ニッチ寡占型

小さくても強い会社 成長産業型

小さくても強い会社 地方ドミナント型

小さくても強い会社 消費イノベーション型

勝つための条件
経営者よ、ホラを吹け

日経ビジネス2011年10月17日号 20~21ページより目次