吉田君とのつき合いは、彼が創設した日本版IRR(インターネットで情報転送のナビゲーションに必要な経路台帳システム)に関する研究を私の研究室の学生が始めたことがきっかけだった。もともとは若手の研究パートナーだったが、気がつくと彼は「Mr. OCN」と呼ばれ、我が国最大のインターネット接続事業者の設計と運用を担う会社の顔になっていた。