東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県南三陸町。志津川病院で勤務中だった3人の常勤医の1人が、内科医の菅野武(32歳)だった。大津波襲来の警報を聞きスタッフ76人とともに107人の入院患者を最上階へと運び上げようとしたが、民家が壊れる音が響き、病院にもわずか30分ほどで大津波が襲来。助からないと覚悟し、財布から出した結婚指輪をはめる。65人が流された。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り625文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「特集 次代を創る100人」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。