ルミネ有楽町店は2館構成。隣接する有楽町阪急も改装し、男性向けのファッションビルとなる(写真:古立 康三)

 駅ビル商業施設として若い世代に人気のファッションビル「ルミネ」が本格的に駅の外に進出する。10月28日、旧有楽町西武の跡地に開業する、売り場面積1万1300m2、計107店が入る「ルミネ有楽町店」だ。

 ただ、業界では「ルミネ初の本格的“駅ソト”進出の割には、誘致するブランドがやや平板」との声もささやかれている。実際、米カリフォルニア発の人気セレクトショップ「ロンハーマン」などいくつかのユニークな店舗も入るもが、全体的には既存のルミネ同様、国内大手セレクトショップや雑貨店が名を連ね、驚きにやや欠けるのは事実。

 実は、有楽町西武跡地へのルミネ進出が正式決定したのは2010年10月末。このため「準備にかけられる時間が十分になく」(ルミネ)、既存施設と同じような構成にせざるを得なかったと見られる。駅ナカでは圧倒的強さを誇るルミネ。駅ソトでも通用するのか真価を問われることになる。

(日野 なおみ)
日経ビジネス2011年10月17日号 14ページより目次

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