イオンが中四国を地盤とする大手食品スーパー、マルナカと山陽マルナカの買収を発表した。両陣営は昨年8月に業務提携したが、イオンのプライベートブランドをマルナカに供給するといった連携はこれまでほとんどなく、関係者からは「イオンといえども独自路線で拡大してきた地場企業を“制御”するのは難しいのでは」という指摘が上がっていた。加えて山陽マルナカは今年6月、公正取引委員会に優越的地位の乱用による約2億円もの課徴金納付と排除措置命令を下されてもいる。課徴金対象となったのは同社が初だ。
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この記事はシリーズ「時事深層(2011年10月17日号)」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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