「営業部隊が待っていますから!」 早朝からご苦労さん、と声をかけると、経理担当社員はハツラツとした表情でこう返してきた。岡藤正広社長には、専務時代のこのやり取りが忘れられない。今年4月、岡藤氏は社内組織の改革に手をつけた。目玉の1つが、「職能部門」の組織改編。伊藤忠商事では経理、法務、審査などの管理部門を総称して職能部門と呼んでいる。従来、総本社に集約していた経理など一部の機能を、下図の通り、現場の各カンパニーに移管した。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り661文字 / 全文文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
Powered by リゾーム?