「例えばマレーシアの損保市場は大手でもシェアは10%程度。シェア0.1%前後の保険会社がひしめいている。こんな市場で保険料率の自由化が進めば、リスク対応を強化せねばならず、資本の大幅な積み増しが必要になる。それが業界再編の引き金になる可能性もあるのではないか」 MSIGマレーシアの塚田敏幸社長は、アジア市場の先行きをこう予測する。その時、ものをいうのは資本力であり、リスク計測などの分析力だ。欧米の巨大保険会社は、この両面を備えている点で強みを持つ。