日本の損害保険市場には、2つの大きな変化が起きている。1つは国内市場の成熟化・縮小である(下左グラフ参照)。主力の自動車保険と火災保険は1997年度、傷害保険は96年度をピークに、保険料収入が減少か横ばいに転じ、歯止めがかからない状態になっている。大手が海外市場展開に躍起になるのはこのため。縮小する国内利益を補う柱を海外に求めているのだ。