TPP(環太平洋経済連携協定)を巡り議論が白熱している。では次の日本のパートナーは? それは欧米でもBRICsでもない。「VIP」と呼ばれるベトナム、インドネシア、フィリピンの3カ国だ。身近な親日国が、日本の新たな活力源になる。

Vietnam(ベトナム)

  • 名目GDP総額(実質成長率):971億8000万ドル(6.8%)
  • 1人当たり名目GDP:1174ドル
  • 首都:ハノイ
  • 国土面積:33万1689平方キロメートル
  • 総人口:8693万人
  • 言語:ベトナム語
  • 主な宗教:仏教
  • 在留邦人数(進出企業数):8543人(940社)

ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席。ベトナム共産党の序列は第2位。日本の政財界とのパイプが太い「知日派」で、今年6月にも訪日した

Indonesia(インドネシア)

  • 名目GDP総額(実質成長率):7067億3500万ドル(6.1%)
  • 1人当たり名目GDP:3015ドル
  • 首都:ジャカルタ
  • 国土面積:192万2570平方キロメートル
  • 総人口:2億3760万人
  • 言語:インドネシア語
  • 主な宗教:イスラム教
  • 在留邦人数(進出企業数):1万1701人(1005社)

スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領。MBA(経営学修士号)や農業経済の博士号を持つ退役軍人。国民による初めての直接選挙で選出された

Philippines(フィリピン)

  • 名目GDP総額(実質成長率):1887億ドル(7.33%)
  • 1人当たり名目GDP:2007ドル
  • 首都:マニラ
  • 国土面積:29万9000平方キロメートル
  • 総人口:9401万人
  • 言語:タガログ語、英語
  • 主な宗教:カトリック
  • 在留邦人数(進出企業数):1万8202人(1075社)

ベニグノ・アキノ大統領。暗殺されたベニグノ(ニノイ)元上院議員を父に、母にコラソン元大統領を持つ政治家一家出身。汚職や貧困撲滅を公約に掲げる

日経ビジネス2011年11月14日号 24~25ページより目次