話題の社会的事象や会社経営のテーマを深く掘り下げてお伝えします。
シリーズ
リポート

完結
80回
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新交通インフラが 開発の起爆剤に
五輪開催を追い風にして、「大改造」とも言える東京の大規模再開発が一段と加速している。開発を後押しするのが、3月29日に一部が開通した環状2号線などの交通インフラの整備だ。3つの交通インフラを軸に東京がどう変貌していくのか…
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サムライ、伝説の男と語る
世界ではナイキの企業広告、日本ではユニクロの「フリース」の広告を作り出した伝説のクリエータージョン・ジェイ氏が、日本でクリエーティブオフィス「サムライ」を率いる佐藤可士和氏と世界の顧客と企業が、深くコミュニケーションを取…
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池上彰が聞く 巨大市場アフリカ 3つの視点
アフリカビジネスに沸く世界経済。日本が取るべきスタンスは。自らケニア、モザンビークなどを取材した池上彰氏が、アフリカ研究の権威平野克己・アジア経済研究所上席主任調査研究員と、「中国」「食糧」「3・11」の視点で語り合う。
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新興国ブランドの成功要件
日経ビジネスが11月に「アジア会議2014」を開催。新興国の中間層攻略が議論された。ワコールは中国市場の中価格帯に切り込むべく、あえて専用ブランドを立ち上げた。日産自動車は世界モデルに中国で売れる要素を反映させた。
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超円高を予言、覚悟を促す
1ドル=90円突破の足音が近づく1994年9月に「1ドル80円工場」を提言。「国内工場の生産性を高めて空洞化に挑戦せよ」と産業界を鼓舞した。だが環境変化もあり、空洞化の流れを食い止めるまでには至らなかった。
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変化速度までは予測できず
2000年、日経ビジネスが企画した特集「気が付けば中国は世界の工場」。そのタイトル通り、中国はその後、世界的輸出拠点の地位を確立した。存在感を増した今、中国は「世界の工場」から「世界のリスク」となりかねない。
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産業構造の大転換を先取り
1982年、日経ビジネスが世に送り出し社会的話題にもなった「軽薄短小」。予測通り、その後、日本の産業構造は「重厚長大」からの大転換を果たした。提言から31年。日本の産業界は今また新たな構造転換期を迎えつつある。
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「新国立」だけではない見所
まるでSF映画に登場する宇宙船のような流麗なフォルム──。東京五輪の主会場となる「新国立競技場」が、五輪施設への関心を呼んでいる。五輪は「建築の祭典」でもある。現代建築や建築家を知ると、楽しみは倍増する。
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常識覆す5つの新法則
人気作が出にくい中、想定外のメガヒットとなった「あまちゃん」と「半沢直樹」。これまでの主流と一線を画す2つのドラマが国民的人気を博したのはなぜか。「日経エンタテインメント!」の品田英雄・編集委員が、その要因を分析する。
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“脱低価格”4つの処方箋
瞬く間に商品がコモディティー化する現代で生き残るには、ブランド力が欠かせない。そうした力のある商品や企業は、低価格競争に巻き込まれずに済む。必要とされる経営の要諦を、専門家が4つの強力ブランドの舞台裏に探る。
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新勢力が上位うかがう
日経エコロジーと日経BP環境経営フォーラムが実施するこの調査は今年が14回目。サントリーとトヨタ自動車の「ワンツー」は3年連続で、上位陣も常連が強さを見せた。その中で、上位をうかがう新勢力が台頭。次の台風の目となりそうだ…
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最大の転職先はサムスン
日本の技術者が海外企業に転職、技術ノウハウが流出する問題が深刻になっている。最大の受け入れ先企業となっているのは韓国サムスングループ。同グループの躍進を支えるのは、日本人技術者が培ってきた高度な技術だ。
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止まらない「税源侵食」
国境を越えた経済活動による、税源の“侵食”が止まらない。電子コンテンツやグローバル企業に対する課税に、日本をはじめ各国が苦慮する。一方で、拠点の最適化などで実効税率を下げようとする企業の動きも進んでいる。
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米国が朝鮮半島を見放す
北朝鮮による再三の核恫喝によって、韓国は「米中二股外交」を唱え始めた。「手間ばかりかかる朝鮮半島に米国はいつまでとどまるのか」──。韓国政治研究の第一人者、神戸大学大学院教授の木村幹氏と日本経済新聞社編集委員の鈴置高史…
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日本が“盾”になる日は近い
北朝鮮の核恫喝によって、東アジアの安全保障が大きく揺らいでいる。このリポートでは、朝鮮半島の最新情勢を鈴置高史・日本経済新聞社編集委員が分析。東アジアの将来の姿を、木村幹・神戸大学大学院教授と鈴置編集委員に見通してもらう…
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失敗させ、本気を引き出す
日経WOMANが3年連続で実施した「企業の女性活用度調査」。回答489社のうち総合1位は3年連続で日本IBM、2位は資生堂が続いた。厳しい経験をさせる、トップ自ら話を聞く…。上位企業の独自の工夫を紹介する。
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安全はタダではない
日本の企業社会に衝撃を与えたアルジェリアの人質テロ事件から2カ月。地政学リスクがかつてない脅威として日本企業に襲いかかっている。企業の備えは万全か。先行する企業の事例からリスクへの備えを学ぶ。
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制度の壁越えた旅館再建
東日本大震災による津波で壊滅的な打撃を受けた宮城県女川町。旅館主たちが再建したトレーラーハウス宿泊村が軌道に乗り始めた。壁をどう乗り越えたか。被災地再建のモデルケースになりそうだ。
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カルビー躍進、マック苦戦
企業のブランド力を測る「ブランド・ジャパン」が13年目を迎えた。コンシューマー(消費者)市場で初めて10強入りを果たしたのは、カルビー。スタジオジブリは新作のない“つなぎ”の年に、ファンとの絆を強めて順位を上げた。
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地下鉄に見る3・11の教訓
東日本大地震で大混乱した首都圏の鉄道網。ターミナル駅は帰宅困難者であふれた。その時、東京の大動脈、東京メトロはどう対応したのか。見えてきた課題への解決策は。震災から2年、地下鉄の地震対策を防災・危機管理ジャーナリストの渡…
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小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
「ピース・オブ・ケイク(a piece of cake)」は、英語のイディオムで、「ケーキの一片」、転じて「たや…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
日本経済の節目の年として幕を開けた2020年は、誰もが予想できない最悪の1年となった。すべての始まりはコロナ禍だ…
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クルマ大転換 CASE時代の新秩序
総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
日本は創業100年以上の企業が多くあり、世界一の長寿企業大国として知られる。その中には創業1000年を超えると伝…
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10 Questions
いま、世の中で起こっていること。誰もが知りたいと思っていること。でも、ちゃんと理解できていないこと。漠然と知って…
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河合薫の新・社会の輪 上司と部下の力学
上司と部下が、職場でいい人間関係を築けるかどうか。それは、日常のコミュニケーションにかかっている。このコラムでは…
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ファクトフルネス思考
「データを基に世界を正しく見る習慣」を紹介した書籍『ファクトフルネス』は、日本で90万部を超えるベストセラーとな…
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
コロナ禍の混乱からいち早く抜け出したファーストリテイリング。破綻が相次ぐアパレル業界にあって、なぜユニクロだけが…
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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