TPP(環太平洋経済連携協定)はシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイで2006年に結んだFTA(自由貿易協定)が発端だ。この4カ国による協定をP4(パシフィック4)と呼び、原則としてすべての品目について、即時、または10年以内に段階的に関税を撤廃するのが大きな特徴だ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り3202文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

日経ビジネス2011年11月7日号 24~25ページより特集目次号全体の目次

この記事はシリーズ「特集 TPP亡国論のウソ」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。