iPhone
手書き感覚で親しみやすい

 来年の手帳を探し始める時期となり、いよいよ紙の手帳からiPhoneに切り替えようと考えている方も少なくないだろう。デジタルの手帳がアナログ手帳に比べて便利な点は、ToDoアプリが使えること。ToDo管理とは、やるべきことをリストアップし、終了したら消していくもの。備忘録とかタスクリストとも呼ばれている、おなじみの行動管理表だ。

 入門用にお薦めしたいのが、「Do! Premium」だ。フォントやデザインが紙の手帳に近く、親しみが持てる。機能はシンプルだが、初めて使ってみるには十分だ。作業リストには予定日を記載でき、色分けも可能。重要度に応じて色を変えたり、仕事とプライベートで使い分けるなど、ユーザーの考えで分類すればいい。自動ソート機能により、期限が近い作業を上に、終了したものを最下段に移動し、先に済ませるべき作業を常に上の方に表示できる。完了した作業は削除しても、取り消し線を引いて残しておいてもいい。

 このアプリは、85円と缶ジュースよりも安価で、しかも楽しく使うことができる。仕事のすべてを管理するような本格ToDoには向かないが、ちょっとした行動の管理には便利だ。

アンドロイド
Googleカレンダーと同期も

 スマートフォンとしては後発のアンドロイドは、iPhoneに比べるとアプリの洗練度がイマイチだった。ところが、最近になってよくできたアプリが多数登場し始めている。
 「Taskos To Do List」はToDoアプリの中では人気の1本だ。全体が黒をベースにした斬新なデザインで見やすい。無料ながら、ToDoリストとしての機能は中級といったところだ。作業ごとに重要度を3段階で指定でき、緑、黄色、赤で色分けされる。さらに、カテゴリー分けにも対応している。もちろん自分でカテゴリーを作成できるので、仕事とプライベートを分けたり、書類作成と経費で仕分けしたりするなど、自由に応用が利く。たくさんのタスクがたまったら、日付やカテゴリー、重要度で並べ替えができる。並べ替え後の表示もなかなかの見やすさだ。各項目にはノートを書き込めるので、詳しい情報を追記してもいいだろう。

 さらにうれしい機能がGoogleカレンダーとの同期だ。Googleカレンダーと双方で書き込め、終了した作業リストの内容が自動で同一に保たれる。外出先ではスマートフォンで行動を管理し、デスクの前ではパソコンで一覧、またデータのバックアップもできる。

日経ビジネス2011年10月24日号 58ページより目次