シリーズ
編集部から

-
編集部から
「日本企業が苦境に陥ったのは技術力を過信して自前主義にこだわったせいだ。これからは用途開拓に力を注ぎ、単品商売ではなく製品やサービスをパッケージで売り込む必要がある」。ここ数年、技術経営の専門家から繰り返しこうした提言…
-
編集部から
大企業などの健康保険である健保組合や、公務員などの共済組合、そして中小企業を中心にした協会けんぽと、自営業者などの国民健康保険に後期高齢者医療制度。特集の中に、これら健保と制度の間で巨額の資金のやり取りがあると書きました…
-
編集部から
「社内大学始めました」。そう誇らしげにアピールする企業は少なくありません。では「大学」内部では実際何が行われているのか。そんな単純な問題意識から、今回、社内大学を設置するいくつかの企業に取材をお願いして回りました。
-
編集部から
先日、妻が下を向きながら、ポツリと言いました。「最近、オハヨウだけね」と。
-
編集部から
ギリシャのデフォルト(債務不履行)に関する一連の報道を見るにつけ、悩ましかったことがあります。「突発的なデフォルト」と「秩序立ったデフォルト」はどこがどう違うのか、こんな表現では分からないということです。
-
編集部から
「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300のエラーが存在する」。ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒが発表した、有名な「ハインリッヒの法則」です。これに従えば、小さいシステム障害に目を光らせ、…
-
編集部から
「結局、必要なのかどうなのか」過激な発言で耳目を集め続ける橋下徹・大阪市長が大飯原子力発電所再稼働問題でも“吠え”ています。
-
編集部から
今回、たくさんの「平成世代」の方にお会いしました。過去、取材対象の平均年齢がここまで低かったことはありません。正直、最初はどう接すればいいのか戸惑ったぐらいです。
-
編集部から
フランスの作家、エミール・ゾラは1883年に出版した『ボヌール・デ・ダム百貨店』で大規模な小売店の勃興を描きました。百貨店は質の良いレースを大量に調達して安値で店頭に並べ、パリの貴婦人を魅了します。近くにある老舗の個人商…
-
編集部から
「役員会で発言があったのは初めてだよ」特集の取材で会ったある地方企業の経営者は、2000年に取締役を引き受けた地元のガス会社で、古株の役員にこう言われて驚いたそうです。
-
編集部から
東日本大震災から1年、この間に、幾度となく被災地に足を運びました。いまだに解体されずに立ち尽くす建物や、集められたが行き場のない瓦礫の山々を見るたびに、復興の遅れを感じざるを得ません。
-
編集部から
「タイでよかった」。特集の取材で訪れたタイの復興現場で、しばしばこうした日本人の言葉を聞きました。もちろん、犠牲になったのが自分たちでなくてよかった、という意味ではありません。タイ人スタッフが多少の危険も顧みず、工場の…
-
編集部から
特集の取材で、ある調剤薬局チェーンに話を聞きました。医薬品は非課税品目なので消費増税の影響は小さいだろうと考えていたのですが、対応した幹部は大きく首を振りました。
-
編集部から
「毎日20時間働いています」「来日以来、休んだことはありません」「新婚の妻と来日して4畳半で暮らしながら起業しました。風呂トイレは共同で、ほかに同居人もいました」「50歳で会社を興すために、40代後半で宅建を一発合格し…
-
編集部から
-
編集部から
特集でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をマーケティングに活用する企業を多く取材しました。情報を一方的に発信するホームページと違い、消費者と双方向にやり取りできるのがSNSの特徴です。
-
編集部から
自動車メーカーを取材していると、よく言われます。「ウチの新型車に乗ってみてくださいよ。乗れば違いが分かりますよ」。
-
編集部から
「企業の経営トップは本音では、トップラインを伸ばしたくて仕方がないのです。成長は欠点を隠しますから。売り上げや製品・サービスのシェアを伸ばしていれば、会社の欠点を周囲からあれこれ指摘されることが減りますからね」。日本I…
-
編集部から
「給料を10%上げても中国人スタッフは満足せずに辞めてしまう」。中国に駐在している日系企業の幹部から聞いた話です。食料品を中心に物価の上昇は止まらず、家賃も毎年高くなります。生活を維持していくためにはより高い給与を求め…
-
編集部から
世界の「今」を把握するために知っておきたい指標を100個集める――この途方もない作業をここ1カ月ほど延々と続けてきました。結論として言えるのは「世界はすべてつながっている」ということです。