シリーズ
編集長の視点/取材の現場から

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編集長の視点
「世界の工場」。この表現が広く使われるようになったのは、2000年11月に日経ビジネスが「気が付けば 中国は世界の工場」という特集を掲載したのがきっかけでした。家電や衣類など多くの分野で中国製品が世界シェアトップに躍進…
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編集長の視点
津波経済―― 。今となっては不謹慎な表現となってしまいましたが、1つの国・地域で生じた変動が増幅しながら伝播し、世界的に打撃を与える経済を日経ビジネスは2005年10月の特集でこう命名しました。
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編集長の視点
なぜ、当社のクルマは日本で売れないんだ」。1990年代半ばに自動車担当をしていた頃、米国と韓国の自動車メーカーの幹部に相次いでこう質問を受けたことがあります。
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編集長の視点
「我々もスマイルカーブと戦っているんですよ」。最近、トヨタ自動車の役員にこう説明を受けました。
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編集長の視点
スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を薦めるべきか、普通の携帯電話が無難か。私事で恐縮ですが、九州に住む父親にどうアドバイスしようか迷っています。2012年3月をメドにサービスが終了するNTTドコモの第2世代携帯電話…
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編集長の視点
席を譲った方が喜ばれるのか。それとも、ムッとされるのか。電車で座っている時、お年寄りが近くに立つと、しばしば迷います。大半の人は人生で初めて席を譲られると、大きなショックを受けるそうです。昔に比べ、元気なお年寄りが増えた…
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編集長の視点
増税論議が熱を帯びてきました。消費税や富裕者層への増税などが議論されていますが、個人的には「誰から取る」よりも先に、「漏れなく取る」ことを優先してほしいと思います。税の捕捉率が低く、真面目に納税している人がバカを見るよう…
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編集長の視点
手前味噌になりますが、「KDDIがiPhoneの販売に参入する」というニュースは日経ビジネスのスクープでした。9月22日の深夜に配信したこの情報はネット上で伝播され、朝から新聞、テレビなどが追いかける展開となりました。そ…
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編集長の視点
VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)、MIKT(メキシコ、インドネシア、韓国、トルコ)、CLMV(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)――。BRICsという言葉が世界的に広が…
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編集長の視点
「中小企業、海外に集団進出」。TPP(環太平洋経済連携協定)をテーマにした今号の特集のゲラを読んでいる時に、日本経済新聞・一面記事のこんな見出しが目に留まりました。円高や大手企業の海外シフトを背景に中小企業が海外進出を加…
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編集長の視点
読者の皆様からの反響が大きく、好評をいただいた5号連続のシリーズ特集「日経ビジネス版リーダーズバイブル500」も最終回を迎えました。第5弾のテーマは「人」です。国家も企業も、どんなに立派な組織や高い目標を作ったところで、…
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編集長の視点
積極的にルールメーキングに関与するのか、従う側に回るのか。国も企業も岐路に立たされています。
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編集長の視点
米アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってから10日余り。世界中のメディアの報道ぶりなどを見て、改めて影響力の大きさを実感しました。数あるジョブズ経営の伝説の中で、私が最も凄みを感じているのは、思い切って製品を…
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編集長の視点
5号連続のシリーズ特集「日経ビジネス版リーダーズバイブル500」。第2弾のテーマは技術です。日本にとって期待の新技術を100個選びました。特集班からの報告を聞いて、改めて実感したのは、継続する経営の大切さです。私はかねて…
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編集長の視点
名古屋大学などが発表した、ニュートリノが光よりも速いという実験結果が先頃、話題となりました。もしそうであれば、タイムマシンも可能になるかもしれないとのこと。このニュースを聞いて「タイムマシン経営」という言葉を思い出しまし…
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編集長の視点
名古屋大学などが発表した、ニュートリノが光よりも速いという実験結果が先頃、話題となりました。もしそうであれば、タイムマシンも可能になるかもしれないとのこと。このニュースを聞いて「タイムマシン経営」という言葉を思い出しまし…