シリーズ
編集長インタビュー

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駐車場を“コンビニ化”する
「参入障壁ゼロ」の事業で25期連続で増収を達成、2ケタの営業利益率を維持する。日本では駐車場は供給不足で、今後もまだ成長余地は大きいと話す。カーシェアなどサービス多様化で「交通インフラ企業」に挑む。
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タブレット、第二幕は勝つ
昨秋に発売した新OS(基本ソフト)「Windows 8」販売不振がささやかれている。来年4月のWindows XPのサポート終了でユーザーが移行すると期待する。マイクロソフトにとって重要市場である日本市場戦略のミッション…
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1秒で移れる世界で勝つ
ホテルや旅館の宿泊予約サイト事業が好調で、2期連続の経常最高益を見込む。規模は追わず、「高級」にこだわり抜くことで高いブランド力を培ってきた。レストラン予約サイト事業などの新規分野にも攻勢をかける。
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「未来都市」へ異業種連携
マンションやオフィスを建てて売るだけの不動産業からの脱皮を図る。エネルギーや少子高齢化…。見据えるのは日本の課題解決への貢献。産官学を巻き込み、イノベーションを生み出す戦略とは。
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リニアで日本を変える
2014年、ついに本格的に工事が始まるリニア中央新幹線。少子高齢化で人口減に直面する日本でも、東海道ベルト地帯は今後も栄えると強調する。リニアは日本の未来をどう変えるのか。山田社長に聞いた。
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ロボットでモノ作り楽しく
「3K職場をなくす」を掲げ、産業用ロボット事業で世界1、2位を争う企業になった。今、誰もが使いやすい新しいロボットの開発で、モノ作りに火をつけたいという。市場や領域を広げながら、人とロボットとの協奏を探る。
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同質化競争から抜け出す
アベノミクス効果で活況が戻りつつある百貨店業界。高島屋は営業力を補完・補強するため、インターネット販売にも注力する。ライバルと差別化するための戦略とは。
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高い家が売れる理由
アベノミクス効果や相続・消費増税で、にわかに活気づく住宅産業。戸建て住宅着工戸数でトップを走る積水ハウスは、組織改革を静かに進める。「過去の反省」に立った、筋肉質な経営戦略とは。
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民業圧迫あり得ない
失敗が即、国民負担となる官民ファンドのトップに就任して4年。昨年末には不振に陥った半導体大手への出資を決め、一気に注目度を高めた。じっくりと腰を据えて、中長期のリスクマネーを供給する。
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企業には「遊び」が必要だ
失敗しても左遷やクビはない。リスクを恐れずチャレンジする文化を築いた。情報通信事業会社へと劇的な業態転換を果たした老舗ミシンメーカー。独特な家庭的文化を武器に、新たな事業開拓に挑む。
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社長は“根回し係”でいい
個人消費がなかなか上向かない中で、4期連続で経常最高益を更新した。取引先を巻き込んで効率化を加速し、安さと利益拡大の二兎を追いかける。担当者が主役、社長を好きに使ってもらう方が会社は回ると説く。
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ユニーク制度のデパート
業務用の空揚げ粉やタレ類で日本トップシェアを誇る日本食研。創業以来、成長の根幹を支えていたのは、ユニークな社内制度にあった。「社内結婚神社」や「宮殿工場」の狙いは何か。
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農業は輸出で勝負できる
TPP交渉への参加を巡り日本の農業の競争力が注目を集める。輸出支援を通じ、農産品は海外で勝負できると確信する。メコン地域やアフリカで日本企業の商機が拡大すると見る。
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社長には武器が必要
2008年の就任後、遅れていた構造改革とグローバル化を推進。バラバラだった事業を再編、「売上高3兆円の壁」を破る下地を作った。日立製作所との事業統合を製造業復活のモデルにするという。
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インフラ事業で世界に挑む
業績不振が続いてきたNECに復活の兆しが見えている。痛みを伴う改革で売上高に見合った事業規模に身を縮めてきた。需要への感度を磨き、インフラ提供企業として再び世界に挑む。
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日本の会社は効率が悪い
スナック菓子国内最大手、カルビーのトップに就任して3年半。外資系医薬から転じた“門外漢”ながら、4期連続での最高益更新を見込む。寡占化を進める国内市場の次に目を向けるのは米国だ。
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有機EL市場に参入目指す
官民ファンドに請われ、半導体業界から転身して1年足らず。スマホブームを追い風に、強い指導力で新会社の事業を軌道に乗せた。寄せ集めの「日の丸連合」を、世界で戦える集団に変革する。
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「専門店の完成形」に挑む
昨年、同業大手のコジマを買収し、一躍、家電量販店業界2位に躍り出た。市場浮揚のきっかけが見いだせない中、相乗効果の創出に腐心する。目指すは「専門店の完成形」だ。
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R&Dの常識を変える
2009年の経営危機直後に登板、構造改革と新興国事業の拡大でV字回復を果たした。海外子会社社長の5割を現地採用にし、世界各地で開発できる体制を構築する。今までにない乗り物も近く披露。「普通でない会社」にこだわる。
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ブランドの根幹は信頼
国内1兆円の売上高を持つ「マイルドセブン」の名称を刷新する。海外企業の巨額買収に続き、リスク承知でブランドの世界展開を目指す。「ブランドの本質は信頼」との信念を掲げる。